ロマンを追いかけるという楽しみ
2011/10/04まずおよそすべてのギャンブルというのは胴元が勝つように出来ています。それは国の認可を得て運営している中央競馬も例外ではありません。JRAは通常のレースの控除率(いわゆるテラ銭)を約20〜25%と規定しています。もし私的なギャンブルで25%もテラ銭を取っていたら誰も勝負しないでしょうから、半国営ギャンブルの強みと言えるでしょう。その分、透明性や公平性が厳しく求められるわけです。ともかく、冷静に考えれば賭けた瞬間に4〜5分の1を取られているわけですから、これをプラス収支に持ってくるのは簡単な事ではありません。賭け金と払い戻しのバランスをきちんと考えた馬券を買い続けたとすると、現実的には3回に1回は的中させないとトータルでプラスにはなっていかない、ということは良く言われますが、高名な競馬予想家にしても1年ごとのトータルが毎年プラスになるような人はまずいないようですから、いかに難しいかが分かろうというものです。
ただし、競馬には馬券で儲けるという楽しみのほかに、ロマンを追いかけるという楽しみもあります。好きな馬や好きな騎手が大レースで素晴らしいレースをして勝った時には、たとえ馬券を外してもとても良い気分になります。儲けられなくて家族や友人にバカにされながらも、競馬ファンが競馬をやめられない理由です。この2つの楽しみをいつも両立することはまず不可能ですが、どちらかでも感じる事が出来ればその週は幸せ。それが競馬予想ファンというものです。